治療の流れ
初診
まず皆さんの御相談にのります。
何が気になるのか、どういったことをしてほしいのか、お気軽にご相談ください。
相談料は無料です。治療にはまだ早いと判断された場合は、説明のみとなります。
資料をとって詳しく調べる場合、歯の型やレントゲン、口の中の写真等をとります。
説明
治療費はどのくらいかかるのか、期間はどのくらいかかるのか、どのような装置を付けるのかをご説明します。
個人差もありますので、細かな内容については矯正の資料をとった後、分析した結果をもってお話しします。
治療の準備段階
バンドをいれたり、バンドを入れるためのゴムを入れたりします。
お子さんの場合は、チンキャップやヘッドギアという装置を付けるケースもあります。
ブラケット装置
歯の表面にブラケットという金属をつけワイヤー(針金)を通し、このワイヤーの力で歯を動かします。 歯を動かすときは少し痛みがあります。 金属のブラケットを約2年間つけています。見た目が気になる方は白いブラケットもあります。 一か月に1回程度の調整となります
保定
リテーナーという装置を付けます。
歯並びがきれいになったら終わりではありません。 ブラケットははずれますが、きれいにした歯が元に戻らないようにリテーナーを入れます。1~2年間はずっと入れておく必要があります。リテーナーは取り外しができます。
終了
リテーナーもはずして終了です。
治療期間・費用等について
標準的な治療期間・回数
期間 | 約4~5年間 |
回数 | 一か月に1回 (1~2年目) 三か月に1回 (3年目以降) |
標準的な費用・概算
項目 | 料金 |
---|---|
総額 | 65万円前後 (治療期間4~5年間の場合) |
資料とり(検査料) | 11,000円 |
診断料 | 33,000円 |
基本施術料 | 110,000円 |
基本装置代 | 上 セラミックブラケット(白いブラケット) 143,000円(片側) 下 メタルブラケット(金属)の場合 110,000円(片側) |
ポーター | 22,000円 |
LA | 27,500円 |
HA | 22,000円 |
チンキャップ | 33,000円 |
ヘッドギア | 22,000円 |
プレート | 27,500円 |
上顎牽引装置 | 33,000円 |
リップバンパー | 22,000円 |
タングクリブ | 27,500円 |
リテーナー | 上 22,000円 下 22,000円 |
調整料 | 毎回3,300円 ※概ね月1回程度です。 |
- 上記は全て組合員価格で、税込みです。
- 詳細な料金は、診断時にご提示します。
- 料金改定や税率の変更があった場合は、費用が変更となります。ご了承ください。
矯正治療によるリスク・副作用
- 矯正治療に伴う痛みや違和感が生じる場合があります。
ブラッシングの大切さ
ブラッシングの大切さ、方法について
―これから歯科矯正治療をはじめようとするあなたへー
これから始まるあなたは自分で歯並びが気になっている方、家族や周りの方から言われて…など様々だと思います。ただ、どの方もこれからの治療に対する期待や不安、また綺麗になった歯並びを想像したりとたくさんのいろいろな思いがあると思います。
私自身、自分の歯並びが気になり学生時代矯正治療を行いました。矯正中は歯の動く痛みや歯磨きの難しさに苦戦しましたが、先生・歯科衛生士さんのおかげで乗り切り綺麗な歯並びを得ることができました。
矯正治療は長期に渡ります。装置装着中は今までより格段に磨きづらくなり、食渣もつまり虫歯、歯肉炎、歯周病のリスクが上がります。今治療を受けようとしているあなたは勉強、部活またはお仕事等で日々多忙な方が多いと思います。その中でもしっかり落とせるブラッシング法や食生活その方のリスクを踏まえ、患者様ひとりひとりに合った方法を一緒に考え身に付けていきましょう。
そして綺麗な歯並び、口元、素敵な笑顔を一緒に目指しましょう。
方法
まず、当医院での基本は、3つの方向からブラシ当てる方法+歯と歯茎の境目磨きです。
ブラケット周辺には汚れ(プラーク)が溜まりやすくなります。
そのため、
1. まずはワイヤー、装置の上から磨く方法。歯に対して直角に当てます。
2. 次に、ハブラシを歯の表面に対して斜め45度にして、装置の脇や歯と歯の間を磨く方法です。
一番溜まりやすいところのなるので、細かく丁寧に当てます。
3. 上記と同じ方法で下から行う方法です。こちらも溜まりやすいので細かく当てます。
以上が基本の3つ方向からとなります。
そして、装置装着前と変わらず歯と歯茎の境目も大切なところです。しっかりと当てましょう。
その他の道具としては、ワンタフトです。
小さめのヘッドで出来ているブラシで、より装置周辺をしっかり磨き上げることができます。
矯正治療中にお勧めの歯ブラシ
山型の形態になっているので、ワイヤーの下に毛先がすんなり入ります。またブラケット周りまで届きやすいため通常のブラシより磨きやすくなっています。
ワンタフトブラシですが通常よりも毛束の量が多いため、装置周辺など細やかな所がスムーズに操作しやすくなっています。
また1歯ずつにしっかりフィットし、インターブレイス+αでお使いになるとよりきれいに磨けます。