ラテックスグローブは患者さま毎に必ず新品を使用し、使用後は廃棄しています。
診療時、グローブを着用している歯科医院は多いですが、患者さん毎に新品に交換しないようでは意味ありません。そのような実情であれば、むしろ、術者はグローブを装着せず治療に望んだ方が患者さんにとっては清潔で、感染のリスクもありません。患者さんの安全を科学的に考えた場合、本来、グローブをする必要はないのですが、昨今の患者さまの清潔志向のニーズを踏まえ、当施設では必ず新品を患者さんに入る都度装着し診察に望むようにしています。
ワンタッチ着脱式注射器を採用し、患者さん・スタッフ双方の安全を実現しています。
当施設ではワンタッチ着脱式注射器および注射針(専用注射針廃棄ボトル付き)(テルモ社製、セフティーナDNシステム)を使用しています。
患者さんの安全・安心と同時に、歯科治療に従事するスタッフの安全・安心も大切だと考えているからです。スタッフの安全・安心を保障する事はそのまま患者さんに質の高いサービスを提供できる基本だと考えています。
歯科治療で最も頻度の高い針刺し事故は、注射器から注射針を外す時に生じます。この針刺し事故を防止するために、専用の注射器と専用の注射針廃棄ボトルを使用しています。注射器を注射針が付いたまま、専用注射針廃棄ボトルの受け口に、垂直に突き立てると、注射針が自然に廃棄ボトル内に落下する仕組みになっています。5月2日の開業以来、一度も針刺し事故が発生していません。
点滴による化学療法は抗生剤バッグ、生食キットを使用しています。
薬剤とその溶解液がセットになった抗生剤バッグを採用する事により、院内感染を防ぐと同時に間違った薬剤の誤った投与などの医療ミスの発生をゼロにしています。
バッグの形態がない薬剤の場合には、生食キットをまず第一に使用します。
血液をサラサラにする薬剤を服用している患者様には即時に検査できる機器を導入しました。歯科口腔外科の項参照。
<血液の流れを良くする薬>を服用している患者さんが多数受診されます。
歯石をとったり、歯を抜いたりする際には血が止まらないのではないか?と心配になるのは当たり前です。当施設では、日本循環器病学会、日本口腔外科学会が提唱するガイトラインに沿って診察しますのでご安心下さい。服用頂いている薬の種類によってはその場で検査できる機器を採用しています。
全身監視モニターと酸素吸入装置を備え、救命・危機管理に万全を期しています。
ワンショットで測定する体温計、血圧計に加え、経時的に体温、血圧、呼吸、脈拍、酸素飽和度、心電図にて全身状態を監視するモニターを完備しています。
(歯科口腔外科の項参照)