歯科口腔外科

歯科口腔外科の当施設での特徴

「血液をサラサラにするお薬」は原則、中止・減量いたしません。
PTINR即時測定機器の使用により血液凝固能評価に基づいた外科治療を行っています。

INRatio2によるPTINR測定

検査値の説明

術中写真

歯が原因となる重度感染症に対応するため静脈ルートからの化学療法により迅速な対応を行います。

病状により生体情報モニターを装着しながらの歯科治療を行います。

顎顔面裂傷や顎骨骨折に対する治療を行います。
症例呈示 27歳 女性 下顎骨骨体部骨折

3次元的CT再構成画像を用い、安全、安心な外科処置を行います。

口腔内に発生した良性腫瘍、嚢胞の摘出を行います。
60歳 男性 口唇に発生した唾液腺貯留嚢胞の摘出

悪性腫瘍が疑われた場合、速やかに専門医療機関に紹介いたします。

91歳 女性 右舌扁平上皮癌 2017年10月 当科初診にて受診。

群馬大学医学部歯科口腔外科へ紹介し手術、経過良好。

67歳 男性 有棘細胞癌 2016年8月当科初診にて受診。

利根中央病院皮膚科へ紹介。

顎顔面歯科口腔外科領域に原発した粘膜疾患に対応いたします。

68歳 男性 帯状疱疹 2020年7月当科初診にて受診。
当科にて抗ウイルス剤にて加療。
右顔面皮膚発疹に関しては内田病院皮膚科へ紹介+加療。
当科にて速やかに抗ウイルス剤を処方し加療を開始したものの今だ舌右半分に神経痛が残る。
帯状疱疹は歯科口腔外科領域に初発する事も多いが、特に初期の段階では皮疹や粘膜疹を伴わない時期もあり鑑別診断が極めて困難である。
原因不明の歯痛や歯肉・粘膜痛を初期に訴える事が多く、歯原性疼痛との鑑別診断が必要だが、相当に熟練した歯科口腔外科専門医でないと難しい。
帯状疱疹は一刻も早く確定診断を行い、躊躇せず速やかに抗ウイルス剤にて加療を開始しないと帯状疱疹後神経痛が長期にわたって消退しない事も多い。
顎顔面歯科口腔外科領域に痛みを生じた場合には一刻も早く歯科医院を受診される事をお勧めいたします。

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