皮膚科

皮膚科について

当院皮膚科は現在非常勤医師体制ですが、一人の医師が、月・火・水・金および第2・第4土曜、午前の診療にあたっております。原則、外来診療のみとなります。不定期な休診がありますので予約の際にご確認ください。
原則、完全予約制ですが、緊急性を有する皮膚疾患は対応しておりますので、電話でご相談ください。

診療日について

詳しい診療日は外来診療表をご確認ください。

外来診療

アトピー性皮膚炎や接触皮膚炎(かぶれ)といった湿疹・皮膚炎、白癬(みずむし、たむし)や尋常性疣贅(いぼ)、尋常性ざ瘡(ニキビ)、帯状疱疹をはじめとした細菌・真菌・ウイルス感染症、尋常性乾癬などの炎症性角化症、天疱瘡などの自己免疫性水疱症、薬疹など、皮膚科疾患全般の診療を行っております。また長年にわたり、リウマチを除く膠原病の診療にもあたっています。陥入爪に対して、プラスチック装具の装着による新しい治療を導入しました。

手術

皮膚良性腫瘍の切除を中心に行っておりますのでご相談ください。熱傷植皮術や悪性腫瘍の皮弁形成術、褥瘡の切開・デブリドマンなども対応可能です。手術日は毎週月曜日の午後です。

主な疾患の治療について

アトピー性皮膚炎の治療

アトピー性皮膚炎は痒みを伴う慢性の湿疹のひとつです。当院では日本皮膚科学会の「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン」に沿った治療を行っております。従来のステロイド軟膏や抗ヒスタミン薬、免疫抑制剤の外用剤の併用に加え、難治な方に効果の高い生物学的製剤やJAK阻害薬といった新しい治療も行っていますので御相談ください。

爪白癬の治療

爪白癬はいわゆる「爪のみずむし」で、爪が汚く濁ったり、ボロボロと脆く、厚くなります。以前よりも効果の高い外用薬がありますので、外用を主に治療を行っております。治りにくい場合には抗真菌剤の内服治療を行います。ただし、内服期間中に血液検査による肝機能の検査が必要です。

褥瘡の治療

褥瘡についてはどのような状態でも対応しています。重症例については切開デブリドマン(壊死してしまった皮膚の切除)なども行っていますが、重症の褥瘡を作らないことが重要であり、早期の予防対応が大事です。

陥入爪の治療

陥入爪に対しては、状態に応じて治療を選択しています。爪自体が弯曲して痛みがある場合には、ワイヤー法かプラスチック装具による爪矯正法を行うことが多いですが、これらは自費診療になります。

いずれも局所麻酔は必要とせず、1か月に1回のワイヤー入れ替えや装具の交換を行い、3〜5回を目安としています。ワイヤーは爪がある程度のびていないとできませんが、装具による矯正は爪が短くても可能です。痛みが早期にとれる、装着による違和感はほとんどない、など、従来の治療よりも高い効果が期待できます。

また、難治な場合は局所麻酔下のフェノール法を行っています。

陥入爪(巻き爪)の痛みに困っている方は、まずは診察の予約をお願いします。

陥入爪(巻き爪)の料金について

ワイヤ−法と装具による爪矯正は自費診療となります。

ワイヤーでの治療(1回分の料金概算)
料金内訳 初診 再診(ワイヤー代あり) 再診(ワイヤー代なし)
初再診料 4,000円 2,000円 2,000円
処置料(1本あたり) 1,000円 1,000円 1,000円
材料費※注1 4,000円 4,000円 0円
消費税 900円 700円 300円
合計 9,900円 7,700円 3,300円

※ 1か月に1回、3〜5回が目安です。
※注1 2回目以降の材料費はワイヤーが不足した場合のみ必要となります。(通常は1本のワイヤーで3~4回の治療が可能です。)

プラスチック装具での治療(1回分の料金概算)
料金内訳 初診 再診
初再診料 4,000円 740円
処置料(1趾1か所)※注2 7,000円 7,000円
消費税 1,100円 770円
合計 12,100円 8,510円

※ 1か月に1回交換、3〜5回が目安です。
※注2 1趾の両側を行う場合は2か所分の料金となります。
※ 消費税金額の下一桁は切り捨てで計算しています。

リスクについて

装具が外れたり、他の指を圧迫する場合があります。その場合は当院皮膚科へご相談ください。

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