介護保険適用 ―リハビリに特化した短時間通所リハビリ―

2019年10月01日

介護老人保健施設とね
支援相談員
狩野 義行

介護老人保健施設とねでは、2013年10月から介護保険を利用してのリハビリに特化した短時間通所リハビリテーションを実施しています。
今回は、内容や利用に関してお話します。希望の方はぜひご相談ください。

短時間通所リハビリ(短リハ)とは

介護保険を利用しての通所リハビリです。要支援1~2、要介護度1~5の認定を受けている方が対象となります。
リハビリに特化し「短時間で集中してリハビリだけを行いたい」と思っている方に適したサービスです。利用時間は午前・午後の2クール行い、各2時間~3時間のサービス提供となっています。

特徴

  1. リハビリテーションだけを短時間で行います。そのため、入浴や食事サービスはありません。
  2. 個々にあった個別のプログラムをリハビリ職員が作成しリハビリの指導と提供を行います。また、充実したリハビリマシン(写真1・写真2)により、個別の身体機能にあったリハビリやレッドコード(写真3)を使用した集団体操をはじめ転倒予防体操や認知症予防体操等も行います。
写真1 ホリゾンレッグプレス

起立・着席動作の改善。
足、膝、股関節周囲の安定性向上に。

写真2 ローイング

姿勢の改善。
肩甲骨周囲の可動性と安定性の向上に。

写真3 レッドコード

複数の筋肉を同時に動かすことにより四肢だけではなく、体幹の安定性を強化することが可能なため姿勢の改善や立ち上がり・歩行等の動作の安定に効果があります。

利用時間・内容・料金

利用時間

月曜日~金曜日
午前 9時00分~12時00分
午後 13時30分~16時30分
※休日:土曜・日曜・年末年始(祝日は営業)

サービス内容

送迎
バイタルチェック
リハビリテーション
※入浴や食事のサービス提供は行っていません。

利用料金

対象者・利用方法

サービスご利用の対象者と要件
要支援1~2、要介護度1~5の認定を受けている方が対象となります。しかし、リハビリ内容やサービス環境から、ご自身で歩け、自立してトイレに行ける方といった条件があります。
利用方法
要介護・要支援認定の申請が必要です。ご担当のケアマネジャーの方にご相談ください。見学は常時受け付けています。まずはお気軽にご連絡ください。

利用者様の声

Q.あまり長いサービスは大変なので、できれば短時間で受けたいのですが…。
A.短い時間の通所リハビリテーションを希望される方には最適です。
Q.ずっと医療保険でリハビリをしていたけど終了になって、まだリハビリを続けたい。
A.医療保険でのリハビリが終了する方には、介護保険でのリハビリに移行できる場合がありますので、詳しくはお問い合わせください。
Q.短時間通所リハビリと通所リハビリのどちらを利用していいのかわかりません。
A.各サービス内容をしっかりと説明し、ご納得して利用して頂けるように相談員が対応いたします。
同じ施設の中には短リハのほか、通リハ(9時30分~15時30分までのサービス提供となっており、リハビリ・入浴・食事・身体介護を希望される方が対象です。)がある事から、希望される方のニーズや身体状況からどちらかのサービスを選択することが可能になりました。

短時間通所リハビリの今後について

短時間通所リハビリに対するニーズは多く、2019年4月に当施設は短リハの定員を午前も午後も15人に拡大しました。受け皿を広げたことにより昨年度に比べ利用者数は格段に増えました。現在も毎週のように希望者の相談は受けているところです。長時間の通リハと連携を取りながら短リハの定員数やサービス内容について検討を行っているところです。

お問合せ窓口

介護老人保健施設とね 
電話:0278-22-8855
担当:狩野 義行(支援相談員)

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