国際HPHカンファレンス

第25回国際HPHカンファレンスの紹介

2017年4月12~14日にオーストリアのウィーン大学で開催された第25回国際HPHカンファレンスに病理診断科の大野医師と検査室の荻野技師の2名で参加してきました。
テーマは「ヘルスプロモーションに取り組むヘルスケアの方向性」をメインに据え、「過去の実績を称え未来への課題を明確にする」「持続可能な開発目標(SDGs)を達成するためヘルスプロモーションに取り組むヘルスケアの果たす役割」「難民と移民をエンパワーメントし健康ニーズに応えるためにヘルスケアを改革する」「気候変動を緩和し適応するためのヘルスケアの貢献」「ヘルスサービスと制度の方向転換」の5つをサブテーマとして討論がなされました。
当院からはポスターセッションでは大野医師が「ピロリ菌の撲滅推進が超高齢化社会において胃がん予防に良い影響を及ぼす」と題し、長年取り組んできたピロリ菌の除菌推進活動が結果的に胃がんの発生率低下に効果的であったとの発表を行いました。
加盟諸国でのHPH活動状況やその問題点、今後の方針や課題などが活発に議論され、非常に充実した国際カンファレンスでした。

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